人付き合いの苦手な人が会社や職場の飲み会に参加する方法

就職すると職場の飲み会に参加する必要がでてきます。
人付き合いの下手が会社などの職場の飲み会に参加する時、どのように過ごせば良いか考えてみましょう。

職場の忘年会、新年会、送別会などの飲み会がある

会社などに就職すると、職場主催の忘年会、新年会、送別会などの飲み会があります。

人付き合いが下手でも、よほど重要な予定が重なっていない限り参加する場合が多いでしょう。

職場の飲み会での過ごし方

お酌は近くの人にして、遠くの席の人まで無理しない

飲み会では酒をついだりつがれたりします。

近くの席の人に対しては、できるだけ酒をつごうとしてみましょう。

遠くの席の人にお酌するなら、席を立って移動しなければなりません。
付き合いの上手い人ならビール瓶を持ってあちこちについで回って言葉を交わしたりしますが、付き合いの下手な人はそこまでするのは困難です。
座ったままお酌できる範囲だけつぐ努力をすれば良いでしょう。

タイミングが難しいので、努力だけする

他人に酒を注ぐのはタイミングが難しいです。
減ってきたな、と思って、そろそろ注ごうとすると他の人が先に注いでしまったりします。
また、そろそろ注ごうとすると逆にその人が自分に対して注いでくれて、さらに自分で自分に注いだりします。

そういったことはよくありますが、とりあえず近隣の人に酒を注ごうとしていることが分かれば、人間関係はある程度うまくいきます。

話しかけられたら近くの人と会話する

近くの席の人から話しかけられることが多いので、できるだけ「はい」「いいえ」以外の返答をする努力をすると良いでしょう。
さらに、その会話がひと段落したら「●●さんはいかがですか」という感じで、今自分が答えたことと同じ質問を相手に対してしてみると良いでしょう。するとさらに何往復か会話を続けられます。

こちらから質問し返すのが重要

私のように高校も大学も友人が0人で生きてきた人の場合、人から何か話しかけられた時に自分から返答して終わってしまうケースが多いです。
自分から相手に質問するところまで気が回りません。

雑談などの場で何か聞かれたら、それに答えて、さらに自分から質問し返すことが重要です。

こちらから話しかけられれば話しかけ、難しければ無理しない

会話が始まっていない状況で、こちらから隣に席の人に話しかけられるなら、話しかけるのも良いでしょう。

しかし、それが難しければ無理しません。
無理して良い結果になることはまずありません。

自分から話しかけるのが難しければ、話しかけられたときに「はい」「いいえ」だけでなくできるだけ色々と言葉を返すことに努力するだけで十分でしょう。

食べ物を取り分けるのは、するのも良いし、難しければ無理しない

大皿の食べ物を自分からガンガン取り分ける人もいます。取り分けるのが上手いなら取り分けても良いでしょうし、難しければ無理しない方が良いでしょう。

親密度が上がらなくても気にしない

飲み会に参加すると少しは人々と親密度を上げられるように思う人もいるかもしれませんが、そうとも限りません。

親密度が上がれば結構なことであり、もし親密度が上がらなくても気にしなくて良いでしょう。

あまりしゃべらない暗い人と思われればそれでOK

人付き合いが下手な人や対人恐怖の人なら、あまりしゃべらない暗い人が多いでしょう。

飲み会に参加して、できるだけ会話したりお酌したりする努力をして過ごして、周囲からこの人はあまりしゃべらない暗い人だ、と思われればそれでOKです。
実際にあまりしゃべらなくて暗い人間なら、周囲からそのように認識されていた方が生きやすくなります。

暗いのに明るい人間をよそおう必要もなく、明るい人間を演じて生きると生きにくくなるばかりです。

個人的に飲みに誘われたら、素の自分で普通に参加する

職場主催の飲み会などでなく、個人的に飲みに誘われることもあります。
そのような場合は、親しくない人なら職場主催の飲み会と似たような心構えで参加して、そこそこ知っている人なら、暗い素の自分で普通に参加すれば良いでしょう。

無理しないことです。
私は無理して良い結果になったことは一度もありません。